レトロ事務所ビルをコンバージョン。再生デザイナーズ。

昭和43年築の商社オフィスビルを賃貸集合住宅にコンバージョンしたアパートメントの一室。コンバージョンとは、既存のビルや商業施設、倉庫などを用途転換する手法で、海外では宮殿から美術館、工場・倉庫が集合住宅になったりしている例が多く、不良債権化したオフィスビルを安く買い取って付加価値の高い都心型住居として供給しています。そんなコンバージョンビルがこのアパートメントです。2006年には、大阪市ハウジングデザイン賞特別賞を受賞していて、普通のデザイナーズマンションやリノーベーションマンションとは比べ物にならない物件と言えるのではないでしょうか？まさに一点ものです。

エントランスやポスト一つにしても全てにノスタルジックな雰囲気を残し、モダンテイストを融合させた作りと鎗屋アパートメントというネーミングにもモダンを感じてしまい、どこをどう切り取っても絵になるとは、まさにこのこと。さて、お部屋はと言うと、LDKもベッドルームも20帖オーバーというかなり広い人気メゾネットの1LDK。コンクリむき出しの高い天井、どこか北欧をイメージさせるおしゃれな作りと、レトロちっくなかわいいキッチン。ルーフバルコニーが二つもあり、収納も多く、しかも角部屋という普通にうれしい条件ばかり。その上、このおしゃれな物件です。